「そしてここは私たち乳魔のお城。…王様と相谈した结果、アナタを一生ここで饲い続けることになったわ。」
眼前に伫む絶世の美女に、笑顔でそう告げられた刹那、自分が何故椅子に缚り付けられているのか、自分がどこにいるのか、そして自分が置かれている立场を理解してしまった…。
慌てて见回せば、乳魔ネイムの后ろには彼女に胜るとも劣らないほどの美貌を兼ね备えた5~6人の女たちがいた…。
その美貌、その胸の大きさを见れば、彼女らもまた乳魔の一味であることは疑いようも无い。
サキュバスたちが见せるエロティックな舌なめずりは、情事の期待よりも精を吸われる恐怖として袭ってくる!
「なッ!? や、やめろ…! くっ…外れない!? クソッ!」
全力でもがこうが、魔力を笼めてもがこうが、四肢を缚る拘束具からはギッギッと音が鸣るだけで、とても逃げられそうになかった。
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「完全に固定しているから无駄よ。この椅子は人间程度の魔力だったら吸いとってしまえるから、アナタは魔法も使えない。…アナタはここから逃げられないの。」
そう言われ、何か策は无いかと目线を动かすと、乳魔たちの傍に伫むブビディアの兵士らしき男たちに気づいた。
彼らこそが唯一の活路だと思い、自分でも惊くほど大きな声を上げた。
「おい! お前ら、ブビディアの一般兵だろ!? 早く俺を助けろ! …助けた奴には金货10枚やる! 早く助けてくれ!」
ブビディアでの近卫兵の初任给は金货2枚……一般兵ならば金货10枚もあれば动く者が居るかも知れないと思っての言叶だったが、乳魔ネイムから予想だにしない言叶が返ってきた。
「…モージ……眠っている间に、王女様を売った罪でアナタの全财産、没収されたらしいわよ?」
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「なっ、なんだと!? くそっ! …じゃ、じゃあ、裏で近卫兵への昇进の口利きをしてやる! …早くこの拘束を外せと言っているんだ!」
……それでも动く者は居なかった。
ブビディアの兵士たちは申し訳なさそうな顔をするわけでもなく、宁ろ何かを恨むかのように睨みつけるだけ……。
「ここにアナタの味方はいないわ。……でも安心して? アナタが死ぬまで、私たちがずっと可爱がってあげるから?」
他の乳魔たちと同じように妖艶に笑うネイムが椅子に手を向けると、背もたれがリクライニングしたり両腕を広げられたりして、彼女の意のままの姿势にさせられる!
何が起こっているのか理解できず反论の声すら上げられないまま、大股を开いて阴部を见せつけるような格好にさせられてしまった…。
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