「ふふ、何されるかわかんない?じゃあもう…ぱぱっとやっちゃおっかな…?」
そしてイビルは、胸の谷间から先程のキャンディを取り出します。
「ん…しょっと?」
ちゅぷっ……むわぁ……?
「うっ……」
キャンディは胸の温もりでやや表面が溶け、胸の中で蒸気のようにむわっ…?と漂うフェロモンで燻製にされたように、ほわっ…と汤気を立てているように见えます。そして、その「饴玉」の部分を少年退魔师に向け……
「はい、あ~ん?」
「!!?」
その言叶を闻いた瞬间、少年退魔师は全てを理解します。そう、イビルはこれを食べさせようとしているのです。他の香りや味が混じりやすいキャンディ…。そしてそれに、胸のフェロモンの味と香りを染み込ませた「フェロモンキャンディ」を…。当然、そんなものを舐めてしまえば体内にサキュバスのフェロモンが浸透し、今以上に魅了されてしまうのは必至。少年退魔师は、口を闭じ、抵抗しようとしますが……
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「バーッド?」
「にしし、あいあいさ~?んっ……ふ~?」
「くふぁあ……」
バッドの耳吐息を受け、喘ぎ声を我慢できずに口を开いてしまい……
「ふふっ、は~い、召し上が…れっ…とぉ?」
ちゅぱっ……?
「むぐぅ~!?」
とうとうその口に、フェロモンキャンディを咥えさせられてしまったのです。
(な、なんだこれぇ…?甘い味と匂いがツン…って头まで来て……、あ、ああ……?)
少年退魔师の体は一瞬ビクン…と震えたと思うと、背后のバッドの体をベッドにするかのようにだらん…と体をすっかり预けきってしまいます。フェロモンの影响により、サキュバスに抱かれているという状态への危机感を丧失し……まるでおしゃぶりを咥える赤ちゃんのように、キャンディを咥えた口だけはやんわりと动かしたまま……睑が、徐々に重くなっていきます。
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「ふふっ…フェロモンキャンディちゅぱちゅぱ…?美味しいね?」
「体の力、もう全部とろ~んとろんって感じだね?良いんだよ~、そのまま目、闭じて寝ちゃいな?」
「ふあ……あ……」
「んふふ、良い子良い子…?」
「次起きたら…も~っと気持ち良いことしようね~?」
(ふあ…ダメ…も、もう……眠いの…耐えられな……)
こうして…少年退魔师はサキュバス达の手によって眠らされてしまったのです。そして、夜の闇に溶け込むように、3人の姿は、ふっ…と消えてしまったのでした…
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