「それ、はっ……」
わかる。わかってる。俺のからだはもう知ってしまっている。嫌というほど刻み込まれている。彼女の细くて长い指先によって纺がれる快感を、指の一本一本が意思を持った触手のようにはいまわり弄んでくるあの気持ち良さを、肉棒を包みあげたときの柔らかさを、すべすべの肌の感触を。俺の全身は既に、覚えてしまっている。
「懐かしいですね……??先生のおちんちんから指先だけでさわさわぁ……ってなぞりあげてるだけでイかせてあげたこと……??イきたくてもなかなかイけなくて……先生、泣きながら『射精させてください』って私に頼んじゃったんですよね……??」
とん、とん、とん、とん。
一定のリズムを刻むように、赤子をあやすときに背中をぽんぽんと叩くときのように彼女の指先が俺の湿ったテントの顶点を叩き続ける。
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「それに、私の指で乳首、いじってあげたこともありましたよね……??乳轮をくるくると弄りながらせんせが『好き??』っていうまで焦らして……『好き??』一回につき一度だけ、乳首をかりって引っ掻いてあげる"先生好き好き耐久ゲーム"……??结局あのとき先生は我慢できなくて、私の言叶に诱导されて一回见逃してあげる约束で『好き??』っていっちゃって……??そこから『好き??』とまんなくなっちゃったんですよね……??」
「ぁ、や、やめぇ……??」
彼女の言叶を嗫かれるとその时の情景が鲜明に思い出されてしまう。言叶を闻いても考えなければいい、考えてしまっても思い出さなければいい。その筈なのに、快楽による堕落を缲り返した俺の头は俺の意思よりも彼女の言叶を优先し、その时の快楽を、诱惑に负ける気持ち良さを、俺の脳内で再生し始める。まだほとんどなにもされてないのに俺の息は荒くなり、からだが敏感になってることがわかる。さらに梦见はテントをとんとんとする手とは别の掌で俺の胸のあたりに指を添え、くるくると円を描き出す。俺の乳首ーいや、乳轮にさえ触れるか触れないかの距离でくるくるともどかしい快感を与えてくる。
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「ね、せんせ?今日はそういうのじゃない、んじゃなかったんですか?息を荒くして力が抜けて私の指先に操られて……これじゃいつもと変わりませんよ?せんせ……ふぅう……??」
「ぃぃいっ……!?」
いつの间にか腰が抜けて中腰くらいになってた俺を彼女は逃さなかった。俺が态势を立て直そうとするより早く、甘い嗫きと共に唇を俺の耳元に近づけるとその唇から甘い吐息を俺の耳めがけて吹き挂ける。耳からはいった彼女の吐息は続々とした快感を头へ伝え、その刺激が脊髄を通って全体に広がっていく。态势を立て直すどころか立ってるだけで精一杯だ。
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